人が親元を離れて経済的に自立しなければいけなくなったら、手元に入ってくるお金をどのように使うか、それとも貯めるのか、あるいは増やそうとするのかなどを自分の頭で考えていくことになります。
最初から「貯める/増やす」ことは難しいかもしれませんが、それでも「使い方・貯め方・増やし方」を考えることは大事です。
考えたうえで、当面は「使い方」に専念するというのも手です。
結局、そうしたことすべてが「お金の教養」であり、必要になることが「お金に関する知識」になります。
お金について、知っていないと損をしてしまうこと、もったいないことになることはたくさん存在しています。
たとえば、たった1枚の申請書を役所に提出するだけで援助が受けられるような「手当/補助金」の類のものもあります。
確定申告で税金が還付されるという方法もあります。
同じ金額のお金を預けるにしても、金融機関によって、その預け方によってはもらえる利息が異なります。
お金を借りるときも同じで、借入先やその借り方によって支払う利子は異なります。
お金の知識/お金の教養は大事です。
まったくの無知だと、それこそ「詐欺」で騙されてしまう恐れもあります。
たとえば、CMなどでよく見かける月額9,000円程度のレッスンがあります。
月額とされていますが、実は60回払いの分割払いですから、実は利子がとられています。
もしも一括で支払えば30万円弱の金額なのに、60回払いで支払うと、ナント支払総額で60万円弱の負担になったりもします。
知らず知らず一括で払う場合の2倍近くのお金を支払ってしまう・・・というカラクリもお金の教養があれば回避することもできます。
人が健康に安心して暮らすためにはどうしてもお金が必要となります。
100%すべて完璧・・・とは無理でも、やはりある程度の「お金の教養」を身に付けて、ストレスの少ない生き方をしていきたいものですね。