現代人が普段使っている道具を持って、もしも江戸時代にタイムスリップすることができたら、服装もビックリされますが、何より道具を使って何かを実演することで「妖術使い」だと言われると思います。
電気(コンセント)を使う道具はダメですが、乾電池で使えるモノならしばらくは効果てきめんです。
スマホ・タブレット・カメラ・ビデオカメラを持っていけば、畏れられること必至です。
いわゆる「科学」の力を知っている人は、知らない人に対して優位に展開できます。
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自分が知らないものはすべて否定・魔法・偶然・・・で片付けないと、人は自分自身を防衛することができなくなります。
経済的自由を得て仕事を辞めて会社に行かなくてもいい生活をしている人が、そういう経済の仕組みを説いたとしても、肯定できない人にとってはやはり「否定・魔法・偶然・・・」に映ります。
そうしないと、自分をも否定してしまうことになるからです。
なぜなら「今」の自分の知識・経験だけで判別しようとするからであり、またそうするしかないからです。
江戸時代の人が現代人の為すことを理解できないようなものです。
持っている情報量(知識・経験も)が少なすぎてどう組み合わせても肯定に至ることができず、結局は否定・魔法・偶然・・・となってしまうわけです。
もしもどうしても理解できないことに遭遇したとき、それは「今の自分には理解できない」だけのことでもっと大きな次元の力量を持てば理解できるかもしれない・・・と悟ることは大切だと思います。