生きていくためには「お金」が必要です。
お金を得るには原則として「働く」ことが必要です。
どんな働き方をするか?で、自分の「生き方」に通じていきます。
これらはお互いに強力に結びつきあっていて、いわば「三位一体」のようなものです。
分離させて考えるのはある程度のお金が貯まるまではうまくないと思います。
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週休3日で、毎日の就労時間は5~6時間で残業なし、職場は家から近いところで、上司に厳しいことを言われることは絶対になく、仕事でミスをしてもクビになることはない、そのうえ年収は1,000万円以上は欲しい・・・という学生がいたら、まあ、それは一つの「理想」としては良いのですが、ほぼ100%ムリです。
現実社会はそんなに甘いものではありません。
そうした生き方ができるのはかなり幸せなことですが、残念ながら大学を卒業して新社会人になったばかりの人がそんな生き方・働き方をすることはまずムリです。
年齢を重ねても、世の中にそういうことができる人は恐らくほんの一握りです。
収入も生き方も働き方も、「自分の器のサイズ」に倣います。
ラクな思いをして実力が身に付くこともありませんし、働かないのに収入が他人よりはるかに多い水準でもらえることなんてありえません。
最初のうちはハードワーカーでバリバリ働いて、お金よりもビジネススキルを高めるくらいでないとその後の収入はついてきません。
最初は収入が少なくても、その間に何を学び、何を身に付け、何をどうするつもりで雌伏の時を過ごすか?…が大事です。
「良い生き方」をしたければ「良い働き方」をして「良い収入」を得ることを考えるのが必要だと思いますし、何よりも「良い生き方を望む姿勢」が大事だと思います。