私たちは完全に「定価」に慣れきっていますが・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

東京・銀座のすし屋に行くと必ず思うのは、「おまかせ」というメニュー(品書き)があるお店は高級店・一流店と呼ばれるお店が多いなあ・・・ということです。

「おまかせ」というのは、単に「日によってメニューが違うけどその日に来た人たちにとっては基本的に同じメニュー」・・・というわけではありません。

「おまかせ」というのは、「人(お客)によってメニューが違う」というものです。

したがって、同じ日に来店したお客さまであっても、こっちのお客さまはこういう嗜好だからメニューはこうしてお代は1万円、あっちのお客さまはちょっと体調がすぐれなさそうなのでこういうメニューが合うだろうから、お代は5千円・・・といったように、その「人(お客)」に合わせて変わるものです。

お店によっては「あまかせ・・・○○円」という表示をしているところもありますが、本当の意味での「おまかせ」は価格も非表示で、お客のほうから「○○円でおまかせします」と言えるようなものだと思います。

そうした「画一的でないサービス」を提供するのが「おまかせメニュー」であり、それができるからこそ一流と呼ばれるお店に多い(←お客さまの様子や会話から要望をキチンと把握できないと提供できないため)のだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おまかせメニュー」というのは、すなわち「定価がない」ということでもあります。

逆に「定価だらけ」という路線で商売をしているのが大衆店だと思います。

考えてみれば、日本という国はほとんどのお店で「定価(売価)」が決まっていて、買う側として見れば安心して買えるというメリットもありますが、交渉して値引いて買うという文化が途絶えてしまった温床でもあるかもしれません。

外国へ行くと、不便なことに定価が表示されていないお店が多く、その商品の価値を自分で判断して自分なりの買いたい価格(買ってもいい価格)で交渉をすることが求められます。

文化の違いではありますが、商品の価値を自分の目で見定め、モノの本質を見抜く・・・という意味では良い訓練になります。

とにかく「定価」がない国では、買い物する度に「交渉」が必要で(まあ、言い値どおりで買えば交渉は不要ですが…)、面倒と言えば面倒です。

でも、そこで店員さんとコミュニケーションをとる楽しみがあり、日本とは違った買い物の楽しみ方があります。

日本人は、買い物をするとき売り手側の出す価格に対してほとんど無防備です。

定価を信じ、言われるがままにお金を支払います。

一種の「信用と信頼」がそこにあるからこそ成り立っているわけで、そういう意味では日本はすばらしく安心安全なのだと改めて思います。

ただし、1年のうちで数回は「おまかせ」でしか頼めないようなお店でお金を支払ってみる経験を積むことも大切なのではないかな?・・・と思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-6-3

    不動産投資(賃貸事業)のしくみ

    中古マンションやアパートや一戸建てを賃貸に出すことで「家賃」を得て、それを自分の生活費として暮らして…
  2. 2019-8-13

    「○○には価値がある」と思っている人を見つけてその○○を売り込む

    経済的に自由に生きたければ、早く自立することが必要です。 そのためには「稼ぐ力」を身に付け…
  3. 2021-10-11

    株の「売買」に酔いしれてはいけない

    株式売買を頻繁に繰り返してお金を儲けようとする人を「トレーダー」と呼んだりしますが、そうしたトレーダ…
  4. 2021-10-6

    知識武装の大切さ

    10月11日は本来「スポーツの日」で祝日ですが、今年は7月23日(オリンピック開会式の日)に移動した…
  5. 2021-12-12

    【成功の秘密】収益不動産を一戸買ったとき誰も見向きもしなかったけど…

    昔からよくある話ですが、世の中で偉人と呼ばれる人も別に生まれた時から偉人だったわけではなく、人生の中…
  6. 2017-4-14

    新規取引ではやはり過去の実績がモノを言います

    昔、私がまだ会社で仕事をしていた頃、ある会社の営業マンがやって来て「どうかうちの会社を使ってやってく…
  7. 2021-5-19

    【クイズ】高級羽毛布団はどうやって売れるようになったのか?

    あるお店での実話です。 そのお店の店頭では2種類の価格設定で羽毛布団が売られていたそうです。 …
  8. 2018-6-13

    ハリーポッターに学ぶ「自分がやれることはすべてやる」+「うまくいくまであきらめない」

    「ハリーポッター」と言えば、映画はもちろん、本やUSJのアトラクションなど、多くの客を動員してお金を…
  9. 2021-3-14

    経営改善/家計改善のセオリー

    コロナ禍によって多くの会社や家庭が経済的に苦しくなった・・・と言われています。 …
  10. 2022-1-19

    稼ぎ続けられる人が持つ特長/需要ある希少性

    ビジネスでは「一時的に稼ぐ」ことよりも「永久的に稼ぎ続ける」ことのほうが重要視されます。 &n…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る