サラリーマンの多くは、「会社で仕事を頑張っていればいずれ出世できる」・・・くらいにしか考えていません。
ビジネスマンは「○○という職位まで自分は将来出世するぞ」と思って仕事を頑張っています。
どちらも「仕事を頑張る」という点においては同じかもしれませんが、発想のスタートラインが違うため、頑張っている仕事の質が異なります。
たまたま頑張っていたら、その頑張りの中のどれかがヒットして、結果として出世につながった・・・ということは確かにありますが、それは運任せ、出たとこ勝負、ヘタな鉄砲数撃てば当たる的な流れで、これは「偶然」の産物です。
ところが、最初から○○という職位を意識して、そこの昇り詰めるためにはどうすればいいのかを考えながら、その必要事項を着実にこなして、結果的にその職位に就くことは「必然」の産物です。
仕事を頑張ったから出世できるのではなく、まず最初にここまでの職位に出世する!と決めてから頑張ることのほうがより効果的で効率的です。
効果的、効率的に仕事を行うことは、リーダーに求められる資質の一つでもあります。
だから、ビジネスマンはリーダーになる資質が備わっていて、サラリーマンにはなかなかそれが備わっていないとも言えます。
一生懸命に仕事をしているつもりでも、場合によってはそれは独りよがりのこともあり得ます。
一生懸命に仕事をしたから年収が1000万円になる人は少なく、最初から年収1000万円を目指していたから1000万円プレーヤーになる人のほうが多いものです。
先に実現すべきゴールを決めて、そこから逆算して行動を起こす・・・この思考法は夢・目標の実現においてとても重要なことだと思います。