
コロンブスにこんな名言があります。
「1から2を創ることは易しいが、0から1を創ることは難しい」
実際、そのとおりだと思います。
誰かが通った道をなぞって別の人が通ることは簡単ですが、いまだ誰も通ったことのない道を切り拓いて通ることは難しいものです。
いつの時代も「創業者」や「先駆者」というのは立派です。
後を追い、続いてやってくる人たちに道や標を作ってくれるからです。
道なき道を行く「最初の人」は想像もつかないような困難に遭遇しますが、そこで失敗をしながらも何とかその苦難を乗り越えて先へ進み、そして後ろには「道」をつくっておいてくれるわけです。
会社に当てはめて考えれば、1から2を創る仕事は、マネージャー以下の仕事ですが、0から1を創る仕事はリーダー以上の仕事です。
リーダーには、そういう覚悟をもって前へ進み、自分の役割を果たす意思を強く持つことが求められると思います。