私が会社で現役リーダーだったころ、自分の組織の人員(正社員・パート・アルバイト)はすべてフルネームで記憶していました。
一時期、各人の誕生日まで覚えていましたが、人数が多くなりそこまで覚える能力が追いつかなくなったのでやめました。
部下からすれば、自分の長(リーダー)が自分のことを知っていてくれることはとても嬉しいものであり勇気づけられることです。
リーダーはせめて自分の部下の名前をすべて言えなくてはいけないと思います。
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かつて、ローマのジュリアス・シーザーは自分が率いている軍団の兵の名前をすべて言うことができたと言われます。
それが兵に安心感と忠誠心を誓わせたのでしょうね。
リーダーとして部下の人心掌握は常に大切なことです。
そのためにすぐにできることの一つは、単純に「部下の名前を覚える」ということ、そして呼びかけるときはキチンと「名前で呼びかける」ということが大事です。
さらに付随して家族構成や出身地・学校や特技・趣味なども記憶しておくと何かのときに適切なマネジメントを采配することができます。
これはリーダーとして必ず身につけておかなければいけないことであり、一つの礼儀だとも思っています。