「皿を割れ」の精神をリーダーは持っているか?

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韓国に「長城(チャンソン)郡の奇跡」と呼ばれる地方行政改革の逸話があります。

長城郡(←郡とは日本の町や村みたいなもの)は人口約5万人の小さな地方でした。

今から約23年前ほど前に「株式会社長城郡!」というスローガンを掲げて郡守(=町長・村長)に当選した金興植(キム・ウンシク)氏が名もない田舎町の長城郡を世に知らしめることに成功しました。

その一連の流れが「長城郡の奇跡」と呼ばれるものです。

その後、韓国では『株式会社長城郡』が出版され、当時の大統領「盧 武鉉(ノ・ムヒョン)氏」が公務員の必読書としたくらいだそうです。

・・・・・・・・・・・・

金興植氏の有名な言葉に「皿を割れ」というのがあります。

意味は、「たくさん皿を洗う人はたくさん皿を割るものだ。皿を割ることを怖がっていたら皿を洗うことはできない。皿を洗わない人は皿も割らない。たとえ皿を割ってしまってもいいから、とにかくたくさん皿を洗おう!」・・・ということで、

→ 転じて「失敗を恐れずに挑戦することが大切である」・・・という意味です。

大事なのは「皿を割っても構わない、その後の責任は私がとる」・・・ということがキチンと含まれていることだと思います。

この言葉は一種の啓蒙啓発から来たものであり、責任は「長」である自分が負う・・・ということを含めたうえで、民衆の自発力を期待したのだと思います。

「やれ!」と言って、失敗したら「お前が責任を取れ」・・・では人は動けません。

行動責任は部下にあるけど、結果責任は上司である自分が負うから安心しなさい・・・という姿勢がマネジメントでは重要です。

「失敗しない一番の方法は何もしないこと」ですが、それでは何も始まりません。

やはり「挑戦すること」は大切です。

そういう意識を社員たちが持つことができるか?かつ、そういう社員たちの意識をリーダーが掬い上げることができるか?・・・が大事なポイントになります。

「長」の付く立場の人は、そうした意識をしっかりと持つことが大事だと思います。

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