サラリーマンが独立起業したら、ある程度の自由を手に入れられる反面、全てが自己責任になることを忘れてはいけないと思います。
起こした事業がうまくいけば良しですが、もしもうまくいかないと途端にお金が入ってこなくなります。
独立する前にある程度の貯金をしておかないと生活に支障が出ます。
そうした点でいえば、サラリーマンであり続ける限りは会社に守られていて、とりあえずの生活は安泰です。
仕事でミスをしても、会社に損害を与えても給料日には定額の給料が振り込まれ、一定の収入は確保できています。
サラリーマンは精神的自由は少ないですが、それでも独立起業したばかりの人よりは自由度が高いと言えます。
ただしそれは短期的な話であって、長期的に見れば必ずしもそうとは言い切れません。
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私は安易に独立起業することはおススメしていません。
サラリーマンであり続けることのメリットを本当に放棄しても良いのか?・・・といったことを考慮したうえで決断することが大切だと思っています。
独立起業することだけが人生の成功ではないし、一生雇われて生きていくほうが自分にとって無難で安泰な道だ・・・と思う人にはそれが良いとも言えるからです。
ただし、自分でその「サラリーマンとして生きる」という道を選択したのであれば、ビジネスマンとして生きる人を嫉妬してはいけないと思います。
サラリーマンは安定を望み、ビジネスマンは自由を望むものです。
自分で決めた道はどちらも正解です。
やっかみ、嫉妬、愚痴を持つことなく、自分は自分、他人は他人と割り切る姿勢も大切なことですね。