
松下幸之助氏は、縁ある方々に、サミエル・ウルマンの「青春」の詩を紹介されていた
そうです。
これがそうです↓
「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ」
これを正論ととらえるなら、「老いたくない、若さ(精神)をしぼませたくない」と思う人は「理想を情熱的に語る」ようにすれば良いと言えます。
そうしたことを日常的にしなければならない立場の人は企業経営者/社長です。
組織のトップに立つ人は、会社を衰退(老い)させてはいけないし、企業理念を追求する精神も失ってはいけません。
リーダーは絶えず「理想を情熱的に語る」ことが重要です。
企業経営者は、その人が創業者であれば今まで身を粉にして会社を発展させてきたこと自体は立派ですし、尊敬に値します。
でも、だからと言って老害になっていつまでも権力保持に固執したり、自分のわがままだけを無理に通して会社を私物化させている姿勢は滑稽で非難される姿だと思います。
「理想を情熱的に語る」ことがまったくできていないと思います。
そんな老兵・老害はサッサと去るべきですし、それができないような人間力ではいったいこれまで経営を通して何を学んできたのか?
(何も学んでこなかったんだろう/成長せずに鈍化しているだけだ)と言いたくなります。
経営者はサミエル・ウルマンの「青春」の一節「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ」という言葉を噛み締めることが大切だと思います。