会社で何か問題に直面したり、疑問が湧いたり、不安が生じたりすると、多くの人はそこで行動がストップします。
完全停止にはならなくても、行動速度はかなりノロノロ・・・になり、仕事の効率は極端に悪くなります。
そうしたことのないように上司が気をつけてあげることも大切です。
簡単に言うと、部下の「?やマイナス」を「!やプラス」に変えてあげることが大切だということです。
部下が「どうすればいいんだろう?」と悩んでいることにはヒントを授けて、部下自身が答えを見つけるように仕向けてあげると「そうか、こうすれば良いのかもしれない・・・」となります。
場合によっては、上司がすぐに答えを出してあげることも必要ですが、ヒントを授けて自分で導かせてあげたほうが部下は成長します。
また、ネガティブな気持ちになって過去のミスを引きずっているとモチベーションも上がりませんから、そうしたマイナス感情を払拭するためには部下がフォーカスしている視点を「+」に移すように声掛けすることが有効です。
次の課題へ意識を向けさせたり、未来へと目を向けさせてあげるわけです。
リーダーのマネジメント力次第で組織の活性化に程度の差が生まれます。
組織で動き、そこには多数の社員が行動を共にしているわけですから、リーダーは常に人材育成と組織力発揮のための配慮を行なうことが大切だと思います。