社員採用とは本当に難しいもので、これをすれば絶対に大丈夫!という魔法の方法はありません。
なぜなら、人は本音を隠し表面的に取り繕うもの(特に面接時)ですし、また年月とともに人は変化していくものだからです。
誤った人材採用をすると、それだけ採用と研修教育にかけた費用がムダになります。
採用ミスのコストには、採用した人の給料だけでなく、採用活動に要した広告代、他の社員の人件費、上司が育成に使った時間など間接的にもいろいろもったいないことになります。
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重要な仕事や高い給料を支払う職種に関しては中途採用がメインになると思いますが、その採用には時間をかけたほうが良いと思います。
大事なポストが空席だからと言って、あわてて採用をすると結局損をすることになりかねません。
採用にギャンブルは不要です。
採用に失敗すれば、その後再び採用の手間暇をかけることになります。
じっくり採用し、サッサとクビにするくらいの覚悟をもって採用面接に当たる姿勢が大事だと思います。
採用した人を自らの手でクビにするというリスクを受け入れられない限り、確信の持てない人材を採用すべきではないですね。
実務に就いてしばらくするまでは、その採用が適切だったかどうかはわかりません。
もしも採用自体がそもそもミスだった!・・・と気づいたときは、すぐに「退職をしてもらう」ことを念頭におくくらいの覚悟と姿勢が採用面接に臨むときのリーダーに必要だと思います。