脱・薄い契約書

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

ビジネスでは「利害を関係づける契約を結ぶ」ことが常識とされていますが、海外の国々と何らかのビジネスを展開するときはその契約(契約書)の重要性が特に感じられます。

 

その際に気づくのは従来の日本の契約書の薄さです。

 

海外では「疑いを予め排除する仕組みが契約書にすべて盛り込まれている」ことが大前提にあります。

 

そのため必然的に契約書はかなり分厚いものになります。

 

日本では阿吽の呼吸というか、伝統的な信頼関係が最初から存在しているからなのか、何となく薄い契約書で契約が成立していますが外国ではそうはいきません。

 

さらに、日本では薄い契約書・・・と言ってもその契約書の中身を熟読して吟味している人なんてまずいないと思われます。

 

通常の契約で個人がスマホや保険の契約書をほとんど読まずにサインをするのを思えば、さもありなん・・・です。

 

まあ、それが良いか悪いかは別として、契約は後々のトラブル時に公正な判断を下すために必要な指針となり得ますからある意味ではとても重要なことです。

 

逆に言えば、後々のトラブルが起こらなければ契約の中身はさほど需要ではなくなります。

 

日本では「後々のトラブルが起きにくい伝統があった」・・・からこそ薄い契約書で事足りてきたのかもしれません。

 

逆に海外では、後々のトラブルが頻繁に起きてきた・・・からこそ、必然的に予防策として契約書がどんどん分厚くなっていったのかもしれません。

 

未来のトラブルは起き得ない・・・ことを前提とするか、それとも未来のトラブルが起きることを前提とするか・・・の違いですが、前者のほうが人間社会を生きるものとしては良いことのように思えます。

 

たかが契約書・・・ですが、最近は日本でも予想もつかないこと/想定をはるか超える非常識なことが起こる時代です。

 

そのため、ますます欧米化して最初から契約書でさまざまなことを縛って警告しておくことが今後は大事になっていくかもしれません。

 

こちらが当たり前と思っていることも、悪意をもった輩には当たり前でないこと/破ったり覆したりしても罪に問われないことに映る・・・とは半とも世知辛い世の中になりましたが、これも致し方のないことなのかもしれません。

 

ビジネスを展開するときは、そうしたことを従来以上に踏まえたうえで「契約書」をキチンとかわすことが大切になってきたと思います。

 

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-6-28

    その人は何の「プロ」なのか?

    世の中には「プロ」と「アマ」の2とおりの人がいます。 「プロ(プロフェッショナル)」とは、…
  2. 2018-9-23

    【重要】あなたが得る収入の「本質」とは?

    よく言われることですが、人生で大成功をする人というのは自分のことだけではなく、他人も成功したり幸せに…
  3. 2021-4-6

    大事なのは「月収」より「資産」のほう

    海外では「永住ビザ取得」のために必要な要件というのが、それぞれの国ごとに定められています。 &…
  4. 2018-4-9

    新入社員は「教わり上手」になろう!

    新入社員が入社して、早や一週間が経つ時期です。 新人さんたちはまだまだ仕事に不慣れなハズですが…
  5. 2017-7-13

    【人生設計】サラリーマンこそ「投資」に踏み出そう!

    サラリーマンが自分の収入を増やそうと思ったら、残業をしたり休日出勤をしたりして自分の時間を犠牲にする…
  6. 2018-5-23

    「強制貯金をすること」の隠された意義とは?

    投資をするには、軍資金として500万円とか1000万円といった元金が無いよりもあったほうがベターです…
  7. 2016-12-31

    【大晦日】欲とは山だけを求めるようなものです

    人生山あり谷あり・・・ですし、人の感情も起伏がありますから、感情も山あり谷あり・・・と言えます。 …
  8. 2018-4-6

    投資資金を区分けすることも大切です

    お金がある程度貯まってきたら、人はそれを使って「お金を増やしたい」と思い始めます。 お金を増や…
  9. 2017-12-13

    2回立ち読みするほどの雑誌や本は・・・

    書店やコンビニでは雑誌や書籍を立ち読みすることがけっこう可能です。 たまたま時間が空いたときな…
  10. 2018-5-29

    ケネディ一家に学ぶお金の話

    5月29日は、アメリカの元大統領ジョン・F・ケネディ氏が生まれた日です。 トランプ大統領が昨年…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る