同じ体積・容積でも、基礎がどれだけしっかりしているかで・・・

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ここに一台の車があるとします。

普通に4輪が地についている状態だと大人がひっくり返そう/倒そうとしてもまず無理です。

でも、車がボンネットを地につけてタテの形で立っていたなら、ちょっと力を入れて押せば車はいとも簡単に倒れます。

同じく、左右どちらかのドアの面を地につけて横倒し状態になっていたなら、大人の力で押せば簡単に向こう側に倒れます。

車の体積そのものは変わりません。

同じ体積を持つモノであっても、その立ち方、在り方、振る舞い方によって脆弱さが露呈したり、頑強さがあらわになる・・・ということです。

大人が仰向けになって寝ている状態だと、子どもが大人をひっくり返そうとしても、力の弱い子には無理ですが、片足だけで立っている状態であれば子どもの力でも簡単に押して動かす(倒す)ことができるのと同じです。

ピラピッド型の三角形をした建造物は倒れませんが、逆ピラミッド型の建造物があるとすれば(そんなものはないと思いますが)ちょっとした揺れで崩壊します。

でも、どちらもピラミッドとしての体積・容積は同じです。

よく「基礎が大事/基盤を頑丈にする」と言いますが、住宅も基礎工事がしっかりとされたモノは強く、逆に基礎工事がいい加減で手ぬ抜き工事で建てられたモノはちょっとした揺れ(地震)で崩壊もしくはヒビが入る恐れがあります。

・・・・・・・・・

世間の経営者たちは、常に「上へ、上へ」と成長を追い求め、売上至上主義/利益至上主義に陥りやすくなります。

途中でその足元を掬われ、成功の道から外れてしまうことが少なくありません。

それは「上へ、上へ」ばかりに気を取られるがあまり、基礎固めが疎かになっていることも要因の一つだと思います。

規模の大きい会社になればなるほど、その土台もより強固にしなければいけません。

「経営」とは単なる数字の追求ではなく、適正な形で持続可能な基盤を築き、その基盤から内部留保を増やしていくことが大切です。

目先の売上に囚われて、内部事情に問題が山積していることに気づかないのも経営者失格ですし、基盤を揺るがすような時限爆弾を抱えたり放置しておくのもうまくありません。

社員を雇う側の立場の人にはそうした責任感と自覚が必要で、バランスも考慮しながら規模の拡大を図ることが大切だと思います。

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