日本のお金持ちの中には、本来は庶民だったのに日本の高度成長下でたまたま持っていた土地が値上がりしたことで資産家になった人も多くいる・・・と言われています。ある意味では土地は最強の不動産です。
マンションもアパートも戸建ても「不動産」と呼ばれますが、そう呼ばれるのは文字通り「動かすことができない」からです。
ただし、それらは「倒壊・燃焼」などによって消滅してしまう危険性を常に孕んでいます。
その点、同じ不動産でも「土地」の場合は、消滅する危険性は「海に沈没」するかその場所から「火山が噴火」するくらいしかありません。
そして、そうなる恐れは0(ゼロ)ではないにしても限りなくゼロに近いです。
つまり、土地は本当の意味で「不動産」たり得るものだと言えます。
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最強の不動産である「土地」をどう有効活用するかは所有者に課せられた課題です。
多くの場合は「人が住むような居住宅」を建てますが、その他駐車場にするとか、商業施設を建てるとか、道路や線路に転じるという考え方もあります。
ビジネスの観点で言えば、「どのように活用すれば収益を得ることができるか?」・・・です。
それを考えるのが不動産を持つ者の知恵の見せどころですし、知恵の使い方次第で収益は青天井の数字になっていきます。
私にはそこまでの知恵がありませんから、「自分が住むところ」、一般的な事例と同じように「人が住むところ」として活用しているだけです。
不動産を持っている人と持っていない人とでは長期的視点に立ったときの生活仕様は大きく異なっていくと思います。
限りある土地、その他の不動産を有効に活用して、自分の人生を有意義なものとできるように導いていきたいものですね。