どんなビジネスモデルもシンプルに言うと、社員が顧客の問題解決のために働くことで売上・利益が出る・・・といえます。
そして、大事なのはその源泉はどこまでいっても人間(社員)にある・・・ということです。
直接的には機械が関与するケースもありますが、その仕組みをまず最初につくったのは「人間」です。
経営リーダーの中には「お金」ばかりを求めて、「人間(社員)」を疎かに扱っている人も多いように思えます。
それは人としてうまくない行為だと思います。それは回り回ってお金を遠ざける行為になります。
なぜなら、お金には別に機動力・足があるわけではなくて、お金は常に人に付随して動くものだからです。
お金は人間と一緒になって自在に動き回ります・・・つまりお金は天下の回りモノ・・・です。
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本当に経済的な成功をし「続ける」人はビジネスをしているときにお金に意識をあまり向けようとしていません。
別のところに意識を向けていて、その結果としてお金がその人の元へ巡ってきます。
別のところとは「顧客が喜ぶこと、顧客が感謝すること、顧客が満足し感動してくれること」・・・などです。
そして、それを実現してくれるのが何と言っても「自社の社員たち」です。
たとえば、自社の幹部社員・稼ぎ頭を含めて上位20人~くらいが同時退職してライバル企業へ転職してしまったら、会社の存続が危ぶまれると思います。きっと早晩潰れます。
競争力の源泉にある経営資源は、何よりも「人材(人財)」であり、一緒に仕事をしている仲間たちです。
経営リーダーは、目先のお金よりも社員(仲間)を常に重視しなければいけない・・・と悟ることが大切だと思います。