4月から新社会人になった人にとって初めての給料日がそろそろだと思います。
きっと楽しみでしょうね~!
・・・・・・・・・・
4月は昇給・昇格の時期でもあるので、この4月で晴れて社内の部門でトップ(=部長職など)に就いた人もいるかと思います。
そんな人も今月の給料日が待ち遠しかったかもしれません。
いったいいくら手取り額が増えたのか?・・・と気にせずにはいられないからです。
気心の知れた友人や同期などから「部長になって給料はどのくらい増えた?」と訊かれることもあるかもしれません。
みんな他人の給料は気になるものです。
非管理職であれば「雇われ意識」が強く、給料のことを「会社からもらっている」と思っています。
管理職にもなればむしろ「雇い意識」が強く芽生えていてほしいもので、給料も「もらう」というより「稼いでいる」という認識で捉えていてもらいたいものです。
この概念をもし非管理職でありながら心に抱いていたなら、そういう人はきっと出世する可能性大で収入は増えていくこと間違いなし・・・です。
一般的な非管理職のサラリーマンというのは、給料に対して「受動的」にしか考えらず、「もらうもの」と考えてがちです。
ところが、会社組織でも上位クラスになればなるほど「もらう」という意識は薄くなっていくのが普通で、そうした立場に就いていると「(俺が)稼いでいるお金の一部」という意識に変化していきます。
変化できていないとしたら、まだまだ経営者感覚に乏しいということです。
これはサラリーマンを辞めて独立起業したときにも強く感じられる感覚です。
独立すると当然ですが誰からも給料はもらえません。
あくまでも自分で稼いだお金(の一部)が自分の収入となります。
経営リーダー職も、形式的には会社から役員報酬といった形で固定給をもらっていますが、それはあくまで形式的なものであって、その実は「経営リーダーとして会社に貢献した稼ぎの中から予め決められただけの取り分をいただいている」ということになっています。
ここで「能動的」に稼ぐ/儲ける・・・といったマインドを持てていないといけないです。
給料をクリスマスプレゼントか何かのように「もらった」という感覚になっていては経営リーダー職失格です。
特にオーナー社長/創業社長は「もらっている」なんて感覚はほぼゼロのハズで、「自分が稼いだお金」という意識がかなり強いと思います。
そうした「自らの力でお金を稼ぐ/儲けるというつもりで仕事をしている」からこそ、狙ったレベルの年収になれるのだとも言えます。
今月の給料を「会社からもらっている」と考えるか、それとも「稼いだお金の一部」と考えるか?
この違いというのは、後々大きな差を生み出していくことになると思います。