仕事で最終的に大きな成果を上げる人というのは、「決して失敗しない人/転ばない人」ではなく、「失敗しても(転んでも)失敗してもその都度立ち上がって挑戦し続ける人」・・・だと思います。
諦めないで何度も立ち上がる人ほど強い人はいません。
逆に、ほんのちょっとしたミスで戦意を焼失してしまって二度と立ち上がれなくなる人ほど弱弱しい人はいません。
企業内では、失敗を恐れず挑戦する姿勢を持つ人のほうが後々に出世しますし、年収も多くなる傾向にあると思います。
人生でも同じです。
失敗を恐れて何もしない/傷つくのが嫌で挑戦をしない/すぐに諦めて安全策ばかり取る・・・という人は成功者になることはないでしょうし、むしろ落伍者になる可能性のほうが高いと思います。
なぜなら、そういう人は「決して成長しない」からです。
成長に失敗はつきもので、また成長なくして成功もありえません。
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失敗は何かに挑戦した証とも言えます。
失敗を経験せずにうまくいくこともありますが、そんな偶然(まぐれ)ばかりが続くほど人生は甘くありません。
失敗は挽回策をたくさん見つけるチャンスです。
何が悪かったのか?どうすれば良かったのか?を検証し、そこから次の一手を見つけられることが後の人生を考えれば重要な分かれ目と言えます。
失敗しないで「あ~良かった」だけで済ませると、次に同じ事象に遭遇した時にはうまくいかないかもしれません。
うまくいく保証がなく、次で失敗したならそれだけ成長速度が遅くなることになります。
再発防止はポジティブシンキングが必要です。
失敗も成功もその理由(わけ)を検証し、次に活かすことが大事です。
まぐれ当たりを幸運という言葉だけで済ませず、失敗を不運という言葉だけで片付けてはいけないですね。