植物や1ミリにも満たない単細胞のアメーバでさえも、ナント!痛みを感じるそうです。
そう考えると、60兆個もの細胞で構成されている私たち人間が、身体のいたるところで痛みを感じるのは当然なのかもしれません。
そんな「痛みや苦痛を感じる人間」だからこそ、痛みや嫌なことや面倒くさいことを避けたがり、逃げたくなるのも仕方がないことだと思います(私もけっこう面倒くさがり屋です)。
そして、面白いのはそうした痛みやイヤなことや面倒なことをあえて他人のために行なってあげる・・・という会社・人も世の中には存在している、ということです。
見方を変えれば、そうした人たちはそうすることで対価として「金銭」を得ます。
つまり、ビジネスの大いなるヒントがここにある!・・・というわけです。
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ビジネスモデルの肝要ポイントは次のいずれかに該当していることにあります。
1.悩み、苦痛、避けたい、嫌だ、面倒くさいと思うことを解決してあげる(マイナス→ゼロ)
2.ワクワクしたり喜ばしいことを提供してあげる(ゼロ→プラス)
3.1と2を兼ね備えたモノ(マイナス→プラス)
人はどんなときにどんな行動をとるのか?
人間はどんな局面、感情になったらモノを購買するのか?
それらの答えは、「痛み/悩みから解放されて即座の快楽をえられるとき」であり、ここにビジネスの肝が集約されています。
経営リーダーは、自社のビジネスモデルが上記3つの肝要ポイントのいずれに該当していて、しかも十分に満たしているかどうか?・・・を確認することが大切だと思います。