ビジネスを展開するにあたって、自社側だけではすべてをまかなうことができない場合は一部を外部に委託します。
そのとき、長期的な関係を育めない相手かも? ・・・と思うようなら、その相手とは付き合わないほうが良いと思いますし、場合によってはそのビジネス自体と早い段階でお別れしたほうが良いかもしれません。
「長期的な関係を育めないかも?」というのは、相手と相性が合わない・・・ということもありますが、突き詰めていくとどこかで「価値観が合わない」ことに行きつきます。
よくある例としては、「金銭だけを求めている」というケースです。
つまり、相手の判断基準が「お金だけ」というパターンです。
表面的には取り繕った顔をしていても、言動の端々に求めているのは所詮金銭だけ・・・という姿勢が見えてしまう相手だったら、早い段階で関係を断ち切って別の相手を探すほうが良いと思います。
そういう人・会社とは長く付き合わないように心がけるほうが自社の命運を適切に導けると思いますし、個人的にも人生を狂わさずに済むと思います。
もしも、他に相手が見つからない→事業を撤退する・・・としたら一時的には売上減となってしまいますが、長期的に見ればそのほうが得策になることもあります。
お客さまに不用なトラブルを招く芽を摘み取ったことになりますし、そこで空いた時間を使って新たなビジネスチャンスを模索できるからです。
経営的に余裕があるときでないと関係性を遮断することは難しいですから、逆に言うと外部業者との関係を築くときは慎重に対応して、金銭だけのお付き合いだったら最初から次善策を検討しながら進めることも大事だと思います。
心がこもった商品・サービスの提供を努めることが自社を守ることにつながると思います。