実家・田舎に帰省するにもお金がかかる!

結婚して年数が浅い若いカップルの間では「実家への帰省」をめぐってちょっとした諍(いさか)いが生じていると聞きました。

たとえば、九州出身の夫と、北海道出身の妻が結婚して東京都に住んでいる場合、夏のお盆の時期や年末年始の時期になるとそれぞれの実家への「帰省」という行事が発生します。

帰省に必要なのは数日間というまとまった「日数/時間」とそれに伴う「費用/お金」です。

特に、費用のほうが問題になるそうです。

東京から北海道と九州に2人分(子どもがいれば3人分4人分など)の交通費をかけて帰省するには家計に相当なダメージを与えます。

往復の交通費はなんだかんだで6~8万円×2ヵ所分くらいが簡単に飛んでいきます。

おみやげ代やその間の食費・遊興費を含めると結局は20万円以上が消えるかもしれませんし、実家に帰れば昔の友人との付き合いが加わったりもして更に出費が嵩みます。

互いに納得してそれだけのお金を支払うのなら良いのですが、どちらか一方がそのお金の支払いに難色を示し、家計のためにそれを節約したい・・・と思い始めると、ちょっと難しい議論になりそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

実家に住む親・兄弟姉妹から見れば、年に1度か2度の帰省ですから楽しみにしていると思います。

とくに孫がいる場合は、じいちゃんばあちゃんは相当楽しみにしています。

帰省しない・・・という選択肢をとると、その楽しみを奪ってしまうことになり、そうなると別名「親不孝者」となります。

でも、若いカップルの場合にとっては、家計維持も大切なことです。

実家に帰省するべきか否か・・・が、その費用(お金)をめぐっての議論となってしまうところに現代社会の悲哀を感じます。

20代のカップルでは、残念なことにその費用を捻出できないがために「物理的に帰省できない」というパターンもあると聞きました。

私が20代の頃にも少なからずあった問題なので、古くて新しい問題だと思います。

日本の貧困率が上がっている/結婚して家計の経済状況が苦しい世帯が増えている・・・というのは時代が抱える闇なのかもしれません。

若いときのそうした苦しみも、後々に笑い話に変えられると良いのですが、当の本人たちにとっては大変な問題です。

実家を離れて生活をする人は、年に数度の「帰省」があることを踏まえてお金を蓄え、毎月計画的なお金の使い方をする必要がある・・・と思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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