サラリーマンの生涯賃金を3億円だと仮定すると、一般的にそのうちの3割が税金や社会保険料なので(=9000万円)、差し引き2.1億円が手取り額です。
10年間7万円の賃貸住宅に住み、その後5,000万円のマイホームを住宅ローンを使って購入したとします。
家賃7万円×12か月×10年+住宅ローン購入分8000万円(=購入価格を5000万円としたときの実質的支払総額として)≒9000万円
「水道光熱費で2万円+通信費で1万円)×12か月×43年(22歳から65歳までとして)≒1550万円
子ども2人を育てるとしてその教育費を1人1300万円とすれば2人で2600万円。
これらをすべて手取り金額から引くと2.1億円-(9000+1550+2600)万円≒7800万円・・・となります。
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概算期間はサラリーマン期間の43年間なので、7800÷43≒181万円とすれば、1年あたり約181万円の生活費です。
1か月あたり約15万円の生活費です。
また、もう一つ言えるのはここで計算した金額をすべて使っていたなら、65歳時点での貯金はゼロだということです。
何だか不安を助長しかねない計算結果になってしまいましたが、これがサラリーマンの平均的な実態だと思います。
これでは残念ながら人生を謳歌する経済的な余裕・・・好きなことを楽しむ金銭的ゆとりがありません。
人生に潤いがなくなってしまいます。
それでも良しとするか、それとも良しとしないで違う選択肢を見つけて人生を楽しく謳歌するか?!
・・・選ぶのも決めるのも結局は自分自身なのですが、大事なのはこうして先々を推測し、そこからヒント・気づきを得て自分の行動につなげることだと思います。