2018年も終わりに近づいて、今年のお金の収支について振り返ってみるにはちょうど良い時期だと思います。
それには家計簿をつけていないとできない話なのですが、なかなか家計簿をつけ続けることが難しい・・・と思う人も多いかもしれません。
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極端なことを言えば、お金は「使うか使わないか」しかありません。
そして、この場合「使わない=貯める」ということになります。
また、お金をどう使ったかを記録するものが「家計簿」だとすれば、お金をどう使わなかったか=どう貯めたかを記録するのは「貯蓄簿」と言えます。
つまり、ちょっと乱暴な言い方をすれば、お金に対してキチンとしている人ほど家計簿と貯蓄簿を丁寧につけている・・・と言えます。
今自分の手元にあるお金を「使う/使わない」ということはコインの表と裏の関係のようなものです。
使わないほう(=貯めるほう)の管理がキチンとできれば、必然的に使うほうの管理もキチンとできることになります。
もし、昔から家計簿をなかなか思うようにつけることができない・・・と言う人がいたら、順番として「貯蓄簿」をつけることからスタートしてみると良いのかもしれません。
貯蓄簿は家計簿と違って、毎日それほど多くのことを書く必要がないので、案外と続けられるかもしれません。
その時は1日当たりに保有する金額をあらかじめ決めておいて(たとえば5千円とか)、その中でいくらその人は貯蓄にまわしたかをつけていくと良いと思います。
日々・・・1ヶ月を通して、使わなかったお金(=貯めたお金)が明らかになれば、使ったお金も明らかになります。
慣れてくれば貯蓄簿と家計簿の両方をセットで日々つけていくようにして、最終的には家計簿だけをつけていくようにすると、いつの間にか家計簿をつけることができるようになっているかもしれないですね。