先日、70歳以上の医療費自己負担額の上限が引き上げられるとニュースでやっていました。
つまり、高齢者は医療費に関して自分で支払うお金がこれまでよりも多くなる(=出費が増える)ということです。
日本の現在の経済状況を見ていると、これまで以上に不安定な方向へ向かっているような気もします。 不安定な方向=自己責任の原則が今まで以上に重要となる方向・・・です。
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最近では、1億総下流化・・・とも呼ばれているようです。かつては、1億総中流と言われていましたが、時代は変わるものですね。
国民の可処分所得はどんどん下がり続け、端的に言うと「お金に余裕がない」という状態になってきているようです。一方で、税金や社会保険費などの絶対的費用負担はますます上がることが予想されます。そうなると、理論的には貧困化していくことになります。
これまで多くの人が「自分たちは中流だ」と思っていたのが、いつの間にか「下流化」してきた・・・のかもしれません。
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ゆでガエル状態になってはいけないですね。
■参考:過去ブログ(ゆでガエル状態とは?)
http://ameblo.jp/superameba/entry-11133311032.html
人は、大きな変動には意識を向けますが、小さな変動には意識を向けません。少しの変化にはなかなか気づかないものです。
だからこそそうしたことにも目を配り、敏感に感じ取ったうえで「自分の身は自分で守る」・・・つまり、「貧困化から身を守り、脱貧困化を実践すること」が大事だと思います。