かつて、レディ・ガガがこう言いました。
「高校生の頃、同級生はみんなGoogleで働きたいと言っていたの。
でも私は違ったわ。
私はGoogleで検索される人になりたかったの」
・・・と。
立派な考え方だと思います。
10年前・・・20年前にはしなかったこと、できなかったことの一つが「検索をする」ということです。
昔は、せいぜい国語辞典で言葉を調べるくらいでしたが、今やインターネットでの検索は単に言葉の意味だけではなくいろんなことがわかるようになりました。
ちょっと振り返ってみるだけでも、多くの人は1日に数回以上検索をしていると思います。
1日に一度も検索をしない日なんてそんなにないと思います。
たとえば、食事に行くときもちょっと検索するだけでいろんなお店が写真付き、地図付き、評判付きで出てきます。
人気がある・ない・・・ということが一発でわかってしまいます。
消費者の立場ではとても助かりますが、お店側の立場では怖いことです。
人は人気がない/評判が悪いお店に好んでいく人はいませんから、ビジネスで成功するための一つの要因はいかにしてお客さまの高い評判をとれるか・・・つまり人気を博することができるか?です。
今や「検索をする」という行為は日常茶飯事に行われる当たり前の行動ですから、人気のあるお店はますます商売繁盛し、人気のないお店はどんどん閑古鳥が鳴くようになります。
そういう意味では、無名な人がいきなり検索されて人気が出ることは難しく、有名店で修行したとか、何かの賞を取ったなどの経歴があったほうが検索でヒットすることが多くなります。
無名で何もバックグラウンドを持っていないとすれば、まずはそこを工夫することが大切だと思います。
検索される人(会社・ビジネス)と検索する人(会社)・・・どちらを選ぶかは自分の考え方次第だと言えますね。