私事ですが今日で60歳になりました。
世間で言う「還暦」です。
昔だったらそろそろ「死」を意識する年齢ですが、今の時代はまだまだ・・・です。
誕生日というのは、両親やご先祖さまに感謝をする日でもあります(→両親やご先祖さまのおかげで自分がこの世に生を受けて今こうして生きて誕生日を迎えられているのですから・・・)。
過去のご縁に感謝すると同時に、今後の未来にも目を向け、たとえば翌年の誕生日まで・・・5年後の誕生日まで・・・10年後の誕生日まで・・・などの自分の未来像をイメージするのが良いと思います。
その未来の自分像から「今、何を決断し、どう動いて後悔ゼロの人生にしていくのか?!」のアドバイス」を真剣に聞く日が今日という誕生日の意義でもあります。
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大谷翔平選手の契約金7億ドルには世界中の人が驚愕したと思います。
日本円にして約1156億円という数字になりますが、これを単なる数字で捉えると無機質なアラビア数字の羅列にしかなりません。
この1156億円というのは重量にしてどれくらいなのか?
1億円は1万札が1万枚で、重さは約10キログラムらしいので、1156億円は11.56トンという計算になります。
もし、自分が1156億円のお金を持ち、生きている間に全部使わなければいけないと仮定したらどうするか?
(↑ こうやって自分事に置き換えて考えてみる姿勢が大事です)
私の場合、60歳ですから残りの人生を約40年とすれば、1156億円÷40年≒29億円となり、毎年29億円(≒1日当たり800万円)の使用ができる計算になります。
1日に800万円を使うなんて!・・・しかも毎日です!
なかなかすぐにはピン!とこないですね。
オマケにこれには資産運用による増加とか、次の契約金や他の収入などは含まれていないので、実際にはもっと額が膨らむことになります。
まさに「想像を絶する・・・」です。
ユニクロの柳井さんとか、ソフトバンクの孫さんなどは資産がさらに桁が上だですから、そうした人たちは自分のお金/資産についてどう考えているのかまったく見当もつきません。
私自身は「身の程を知る」ことで今の幸福な生活に感謝することしかできませんが、それで良いと思っています。
若年層の人たちは、是非自分の輝かしい未来に夢を馳せて、大谷選手ほどとはいかなくても自分に多額の収入があった場合のことを考えて想像を膨らませてみてほしいと思います。