企業経営において、どんなに環境が悪く同業他社が赤字になっているからといって、自分の会社が赤字になることに正当性を持たせてはいけないですね。
赤字経営になって良いという理屈は、元来ありえません。他社の動向はそもそも関係ないですね。
赤字はどんなに理由をつけても赤字で、倒産の一歩手前の段階に位置します。 もし会社経営がうまくいっていないようなら、その原因は間違いなく社長にあり、それは社長の心の持ち方・経営マインドにあります。
つまり、社長自身が変わらなければ会社経営が良くなることはありませんし、社長だけでなく上級職位者たちが変わることが必要です。
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職場の雰囲気を変えるためにはいろんな手法がありますが、一つには社員間の相性を考えて社員を配置することがあります。
社員が互いに相性よく仕事をすることができ、毎日出社することが楽しくなれるように導ければ間違いなくその職場は活性化していきます。
なぜなら「退職したい」と思う社員が減るからです。それはイコール「もっとこの会社で働き続けたい!」という思いの表れです。
経営が順調でないとき、そうしたことを社員は必ず感じとります。そこから退職、別の職(会社)を考える社員が増えてくるのも仕方のないことです。
退職希望の社員が増えることは会社にとっては結構致命的です。 反対に退職希望の社員が減れば減るほど逆に良い会社に変貌しつつある・・・と言えます。
もっと極端に言うと、入社希望の人が殺到するくらいになれば、その会社経営はうまくいっている証拠だと言えます。
退職希望者を極力出さないリーダーシップを発揮して事業経営ができる社長は、とても立派な経営者だと思います。