国家公務員のボーナスの原資は「税金」です

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

今年度の国家公務員の給与・ボーナスがともに引き上げられる予定です。

何と!4年連続です。

しかも、決定すると、その月の給与からではなく、4月に遡(さかのぼ)って計算・支給されます。

金額にすると、行政職で5万1000円(年平均)増えて675万9000円となるそうです。

また、内閣人事局によると「管理職を除く一般職」の国家公務員に支給された夏のボーナスの平均支給額は去年より1万2000円増加で64万2100円だったそうです。

→つまり管理職を入れたらとてつもなくすごい支給額になる!・・・ということが読み取れます。

まあ、人の給料のことをとやかくいう資格は基本的にはないのですが、ここで大事なのはそうした給与・ボーナスの原資100%が私たちが納めている「税金」でまかなわれている、ということです。

だから、少しはとやかく言う権利があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・

国の財政がそれで黒字ならば特に問題はありません。

でも、現実は赤字状態が続いています。

そして、よくテレビや新聞で報道される言い方は「日本人一人当たり800万円の借金がある」・・・という表現です。

意識していないとこの表現に違和感を持たないかもしれませんが、意識しているとちょっとおかしいな・・・?!と気づけます。

言うのなら「公務員一人当たり○千万円/○○億円の借金がある」だと思います。

国民一人当たりで財政赤字の数字を割るのではなくて、割るのなら公務員一人当たりで計算することが本筋だと思います。

そうすると、公務員の給与・ボーナスの支給に対するとらえ方が変わります。

民間企業で言えば、会社の赤字額を表現するときに「社員一人当たりの赤字額が○○万円・・・」というならわかりますが、「株主一人当たりの赤字額/借金額が○○万円です。会社は赤字で借金まみれですが、社員の給与と賞与をアップします」ということになると思います。

→そう考えるとおかしい!・・・となります。

民間企業だったら、まずは社員の「リストラ」や人員削減等を図ります。

一律で社員の給与・ボーナスをアップするのではなく、「上がる人もいれば下がる人もいる」・・・です。

成績・実績に応じて・・・の人事査定がそのベースになります。

日本は平和な国なので、マスコミのそうした報道に何ら疑問を持つことなく何となくスルーしてしまう人が圧倒的多数ですが、諸外国によっては「暴動」に発展するところもあるかもしれません。

ほんの数年前に、ギリシャという公務員天国の財政が破綻して話題になりましたが、もうそのことを日々意識している人はいないと思います。

人は「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という生き物だからです。

でも、一部の「熱さを忘れない人たち」がいろいろな欠点を改善し、良い方向へ導く努力をしていきます。

国家が財政赤字なのに公務員の給料が毎年増えていき、連れて官僚の権限も大きくなっていく・・・というのが果たして是なのか?それとも非なのか?

まあ、とやかく言う権利はあまりないのですが、「親方日の丸」というのは恵まれた世界だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2019-7-24

    すべての人が「投資」を学ぶべき理由とは?

    大学生が卒業して社会に出たとき、ほとんどの人の財布の中身はほぼ横並び状態で、大きな差はまだついていま…
  2. 2017-5-27

    「トラック・ランナー」と「マラソン・ランナー」の違い

    陸上の走者には大きく2通りあります。 一つは競技場の中のトラックを円を描くように走るトラック・…
  3. 2017-5-21

    お金を稼ぎたい人の動機3パターン

    お金を稼ぎたい人の動機はだいたい3パターンに分かれます。 一つは家計を「マイナスから0」にする…
  4. 2018-12-20

    サラリーマンだから得られる「印税収入」とは?

    あと10日ほどで2018年が終わり、2019年を迎えます。 街中ではひっきりなしにクリスマスソ…
  5. 2021-8-17

    大金を遺すこと(遺産)は必ずしも子のためにならない

    親としては自分の子どもにそれなりのお金を遺してやりたい・・・と少しは思うものです。  …
  6. 2018-10-31

    不動産投資の物件情報の収集方法

    今年の年初に「今年こそは不動産を買って家賃収入を得ていこう!」という思いを持っていた人もいると思いま…
  7. 2023-11-27

    子どもには遺産相続より生前贈与のほうが良いかも?!

    世界的ベストセラー『DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)/ビル・パーキンス』という本には、「もし…
  8. 2017-9-24

    人に教えるときに大切にすべき3つのセット内容とは?

    スポーツでも勉強でも仕事でも、指導者や先生や先輩などが教えるときは、「○○をしなさい」・・・といった…
  9. 2017-5-18

    お金の仕組みを活用できる人/できない人

    現在、お金は単なる数字でしかない・・・とも言えます。 銀行預金の通帳はただ数字が印字され、一行…
  10. 2018-8-9

    給与明細書をしっかり見たことがありますか?

    サラリーマンの給料は今では「銀行振り込み」が一般的で、本人は給料日に「給与明細書」を上司から受け取る…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る