ある程度の社会的立場に就くような人は、不思議と「人生の中で大切に守っている〇〇個の指針」・・・といったものを持っているものです。
生きてきた過程で自然と身に付けた自分なりの生き様を支える哲学・・・とも言えそうです。
たとえば「朝には希望に起き、昼には努力精進に生き、夜には反省と感謝で眠る」・・・などといった類のものです。
「済んだことをくよくよせぬこと、滅多なことに腹を立てぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ人を憎まぬこと、未来を神にまかせること」・・・というのもそうです(←これはドイツの大文豪ゲーテの指針です)。
まあ、言ってみれば別にそれなりの立場になくても、一般のフツーの人だってシンプルな自分なりの指針・哲学などは少なからず有しているものです。
年末が近づくにつれて「今年を反省する」人は多くなりますが、反省だけならサルでもできるという言葉があるように人間はその先まで進むことが大事です。
つまり「来年への改善は何かを探る」ことです。
また「済んだことをいつまでも引きずって生きる」のではなく、潔く「過去を忘れる」姿勢も大事です。
長い目で見れば、人生で最も喜びも充実感も大きくなる過程には「自分で決めたルールを守る」ということがあると思います。
今年を忘れ来年につなげるために、自分はどんなルールを守っているのか?そしてどんなルールを新たに課そうとしているのか?・・・という観点で振り返ってみると良いと思います。