人が生まれて今日まで生きてきた過程で「いくらのお金を使ってきたか?」なんて、誰も正確には答えられないと思います。
また、人によってその正解はさまざまです。
同じように、就労による収入が途絶えた後のいわゆる「老後の生活資金にいくら必要か?」という問に対する答えも一律ではなく、人によって回答はいろいろなものになります。
まず住環境が一番大きな変動要因となります。
家賃が必要な人とそうでない人とでは毎月の支出額にそれだけで数万円の差が生じますし、配偶者や子どもなど家族がいるかどうかでも大きく支出額が異なってきます。
旅行やレジャーにいく回数が多い人はそれだけまとまった金額が必要ですし、移動手段として自家用車を持つ人と持たない人とでもその維持費・メンテナンス等で差がつきます。
趣味を持つことは良いことですが、その趣味によってはお金の出費がかさむ場合もありますし、人の生活費なんて本当にさまざまなので、何歳だから〇〇万円・・・と一律には言い切れません。
自らにふさわしいライフプラン・マネープランを検討することが大事です。
それによって自分の蓄えと将来もらえるであろう年金額を足した額に不足分があるなら、改めてライフプラン・マネープランを検討・修正するか、何らかの別の収入源を用意することが必要です。
問題は、このことにいつ着手するか? です。
老後を迎えてから着手したのでは当然遅すぎます。
サラリーマンであれば現役時代・・・それも40代~50代のうちには着手して、いろいろ検討して自分なりに複数の回答を用意し、かつ実践に移すことが大切だと思います。
それをするかしないかで、「アリとキリギリス」に分かれます。
一般的には、老後の生活のほうが現役時代よりも生活費の支出は減ることが多いので、まあ、老後であっても現役時代とほぼ同額の収入を得られるようにしておくとまずは安心・・・と言えます。
そのための一つの手立てとしては、やはり不動産投資(=家賃数乳を得る)に着手することが有効だと思います。