夏休みが終わり2学期が始まるころに、心理が不安定になって自ら命を絶つ子どもがが増える・・・ということが昔から言われています。
長期休み・・・から通学/学習という「日常の変化」への岐路で、児童・生徒の心が複雑に揺れ動くのだと思います。
子どものころは微妙で繊細で複雑な心理・・・です。
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また、あるデータでは新卒社員の3人に1人以上が3年以内には離職してしまうそうです。
そして、1年以内の離職もなんと全体の15%にのぼる・・・そうです。
それはすなわち「今の状態」から逃げ出そうとするわけです。
もしろん、そこには本人なりの転職を決める原因・動機があると思います。
でも、単に現状逃避で転職をするならそれはうまくないと思います。
想像したような仕事じゃなかった!
思ったよりも大変だった!
もっと向いている仕事があるはず!
・・・といった理由(=逃げ)で離職してしまうと、次の転職先でも同様のことが起きてまた転職の道になります。
働く・・・仕事をする・・・ということに対する自分なりの目的・狙い・将来へのビジョン等を持つことが大事だと思います。
本気で仕事に取り組んでいれば、どんな仕事にも何らかの価値を見出すことができます。
1年や2年で極めるなんてことが到底できっこないような「奥深さ」や「醍醐味」があることを知ることが大切です。
それらを味わうことなく簡単に仕事を辞めて、次から次へと移り変わっていったらもしかしたら自分にとって「天職」となりえた職業・職場をそうだとは気付けずにスルーしてしまうことだってあるかもしれません。
簡単に「転職」という選択肢を選ばないで、今に自分には必要な試練の一つだと割り切って3年間は続けてみようとする姿勢も大切です。
3年という期間は約1000日です。
「自分は1000日は少なくとも続けてみてから物事を判断する」
・・・という哲学を持つと、簡単に諦めてしまう変なクセがつかなくて良いと思います。