家計におけるお金の流れを「稼ぐ→貯める→増やす→使う」にすると、経済的自由に近づきます。
「増やす」は「投資をする」ことと同じですが、そこで増えた分を用いて「使う」にまわすわけです。
そこで、一歩先へ進むと、増えた分をさらに「増やす」へまわすという手に気づけます。
つまり、消費で使ってしまうのではなく、投資へ振り分けて(=再投資)、「さらに増やす」ことを図るわけです。
企業活動では、これが原則となります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お金持ちは、消費をする比率よりも投資をする比率のほうが高いとよく言われます。
逆に、お金持ちではない一般庶民は圧倒的に消費比率のほうが高いと言われます。
こうしたお金の使い道の違いが、お金持ちと世間一般の人との違いでもあります。
たとえば、一つの商品を1,000円で仕入れて10,000円で売ったとします。
単純に言えば9,000円の儲けです。
普通の人だと、「儲かった!」と喜んで、その9,000円を消費にまわします。
ところが、お金持ちの人というのは、儲かった9,000円を原資にさらに商品を仕入れて(9個仕入れますね)、再び10,000円で販売します。
すると、9,000円×9個=81,000円の儲けになります。
さらにその81,000円の儲けを使って・・・と繰り返していけば、どんどん儲け(利益)は膨らんでいきます。
最初に儲かった9,000円を消費に使って、次も1個だけ商品を仕入れて売る・・・を繰り返していると、確かに儲かりはしますが毎回9,000円に限定さら、増えもせず減りもしない・・・となります。
どちらが早くお金持ち/富裕層の仲間入りをするか?・・・と言えば、当然前者のほうです。
儲かったらその利益を使って再投資をする・・
たったこれだけの話ですが、レバレッジの効く有効な手法の一つだと思います。