
人生にはさまざまなリスクが潜んでいます。
お金(収入)に関して言えば、収入源を一つに絞っていたり、まったく貯金をしない設計で生きていると、将来の想定外の支出に対処できないリスクがあります。
サラリーマンは一か所からしか給与が入ってこないので、その収入源が絶たれるとアウトです。
毎月の収入に不満はなくても、それをすべて単月で使い切って貯金ゼロの暮らしを送ることにも大きなリスクが潜んでいます。
そういう意味では貯金は大切です。
でも、そうは言っても毎月「節約!節約!」に囚われるのもうまくありません。
節約よりも「収入増」に意識を向けるほうがベターです。
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例えて言うなら、夜道を歩く際に小さな懐中電灯を持って歩くのは「リスク大の生き方」です。
そういう人は見える範囲も狭く、だから暗くて見にくい段差で躓いたりします。
一方、大きな懐中電灯(工事用の「これって昼なの?」と言いたくなるような明るいライト))で夜道を歩くのは「リスク小の生き方」です。
道の先がはっきり見えているから夜道が夜道ではなくなっています。
どちらが「まわりをよく見えているか?」と言えば、当然後者のほうです。
周りがよく見えていると、行き先(目的地)だけでなく、その通り道(プロセス)もよく見えるようになります。
だから、もし、分かれ道で間違った道を選びそうになっても、そのことに気づきやすく、正しい道を歩めます。
ところが、暗くて道がよく見えない人だと、分かれ道で間違った道を進んでしまうかもしれないし、そもそも道が分かれていることに気づかないまま盲目的に間違った道を歩んでしまうかもしれません。
上記の小さな懐中電灯を灯(とも)す生き方は収入が少ない生き方とも言えます。
大きな懐中電灯を灯す生き方は収入が多い生き方です。
令和の時代に逆らわず生きるためにも、リスクを少なくする=仕組みを持つ=収入を多くする=見える範囲を広くする、といった意識を持つことは大事だと思います。
























