
P.F.ドラッカーは、リーダーの基本的な能力を4つ挙げました。
1.口を閉ざし、人の言うことを聞く意欲・能力・姿勢があること
2.自らの考えを理解してもらう意欲があること
3.言い訳をせず、過ちを認め、軌道修正ができること
4.仕事の下に自らを置くことができること
なかなかこれらすべてを兼ね備えているリーダーを見つけるのは難しいと思います。
でも、だからこそ、リーダーはこれらをヒントに自分が目指すべき指針の一つにすると良いと思います。
リーダーも結局は人間性は重要です。
決して「他人を打ち負かそう/自分だけが得しよう/マウンティングしよう/他人を出し抜こう」・・・などといった低いレベルに甘んじていてはいけないと思います。
長期的に成功しているリーダーの多くが備えている資質の一つに、「驕らない/謙虚である/慢心しない」・・・といったことが挙げられると言われます。
経営でそこそこの成功や資産構築ができたり、株式上場をしたとしても、それらはたまたま経営者としてその仕事で成果を出しただけであって、決して人として万能なわけではありません。
例えば、子どもから見て「父親としてどうか?」とか、配偶者から見て「夫・妻としてどうか?」と言った観点も非常に重要です。
経営者は経営手腕を上手に発揮することと併せて、自分の人間力強化を図ることを意識することが大切だと思います。
























