ABCDショック(トランプ大統領の誕生と「自分の行動」)

最近の金融市場のリスク懸念を指し示す言い方に「ABCDショック」という言葉があるそうです。

誰が考えて広めるのか知りませんが、いつもながら上手く言うものですね。

A・・・アメリカ(America)におけるトランプ大統領の誕生

B・・・イギリスのEU離脱(Brexit)

C・・・中国(China)の景気減速

D・・・ドイツ銀行(Deutsche Bank)の経営破たん問題

です。

まあ、加えるなら「E・・・ユーロ(EUR)の空中分解懸念」といったところでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トランプ大統領の誕生によって、さまざまな意見があちこちで出ていますが、所詮誰が何と言おうとも未来起きることは正確にはわからないものです。

大事なのは、「完全な未来予測をすること」ではなくて「こうなったらこうする、ああなったらああする・・・」と未来の状況に応じて予め自分の行動を方向付けておくことです。

そうすることで都度、迷って立ち往生することが少なくなります。

不測の事態にも対処しやすくなります。

イギリスのEU離脱問題は、将来的にスコットランドなどがUK(ユナイテッドキングダム)から離脱する恐れを高め、新たな諸問題を起こす引き金になります。

イギリスだけの問題ではなく、ヨーロッパ全体や世界的規模での問題になりかねませんからそれなりに深刻です。

中国の景気減速や不動産バブル崩壊の懸念は、すぐさま世界に飛び火します。

いつだってバブル崩壊は大きな痛手を被りますし、修復までに時間を要します。

ドイツ銀行の問題は私にはよく見えていないのですが、ドイツのメルケル首相は「国は支援しない」と表明しているようです。

リーマンショック時のリーマン・ブラザーズの負債総額は約70兆円でしたが、ドイツ銀行はその4倍の260兆円規模にもなると憶測が飛んでいます。

Dショックの先には一種の世界恐慌が待っている・・・と言えそうで厄介です。

ただ、いつも取りざたされているような出来事は意外と起きないものですし、かと言って何もないわけではなくいつも違う形での危機が生じてきています。

それでも人々はそれなりに対処して各種問題を乗り越えてきました。

大事なのは、

1.何があっても解決する方策は見つかる/見つけると自分を信じること

2.心の隅にいつもリスクへの配慮を忘れないこと

・・・だと思います。

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澤井豊

澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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