「散歩していたら富士山に登っていた・・・」なんてことは絶対ないのと同じで、何かをそれなりの量・数を手に入れるには「それなりの量・数を手に入れるぞ!」と思わない限り手に入りません。
何かの拍子に「少し」だったら得られることはありますが、多くの量・数を得るにはやはり自分自身で意識して手に入れよう!と強く思わない限り手には入らないものです。
厄介なのは「思ったからと言って必ず手に入るものでもない」ということです。
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多くのサラリーマンが資産家になれないのは、それは「資産を手に入れよう!」と強く思わないからだと思います。
ほとんどのサラリーマンは「もっとお金が欲しいなあ/もっと給料が高ければ良いのに・・・」とは思いますが、「頑張ってたくさんの資産を手に入れるぞ!」と思う人はごくごく稀です。
そして、資産家になっていけるのはそうしたごくごく稀な人だけ・・・だと思います。
資産家になれないということは、いつまでも「お金のために働く人生」から抜け出すことができないことを意味します。
年金だけでは贅沢をすることは難しく、それどころか日々の生活を送ることもままなりません。
老後の生活のために、現役時代にせっせと貯めてきた虎の子の預金を切り崩し、旅行に行くこともできないような単調な毎日はつまらない日々になると思います。
一方、老後の生活において年金とは別に仮に30万円ほどの収入が毎月定期的に入ってくるとします。
それだけの収入が毎月定期的に入ってくれば、現役時代に貯めた老後資金にはほとんど手をつけなくても、毎月ちょっとした贅沢な外食や旅行を楽しむことができると思います。
安定収入があるだけで、お金に関する不安はほとんどない生活を送れると思います。
これはかなり幸せなことだと思います。
それを支えてくれるのは「資産(財資産)」です。
財資産を持つには、現役時代から収入や給料に意識を当てるのではなく、「財資産を持つこと/財資産を増やすこと」に意識を当てることが重要です。
少しの資産(財資産)ではもの足りません。
たくさんの財資産を持つように心がけて、やっとそれなりの財資産を持つことができるくらいかもしれません。
たくさんの財資産を持とう!とまずは意識し、それを実現するための行動をとってきたかどうかが、収入入が多くても一生お金に困る人と、収入が少なくてもお金に困らない人とを分ける差になると思います。
どちらを選ぶかは自分次第ですが、自分と家族のためにも後者を選ぶほうがベターだと思います。