投資において、投資を始める人が気をつけておくべきことがあります。
何か?
それは「儲けることよりも損をしないことに重きを置くこと」です。
つまり、大成功を求めるよりも大失敗をしないように意識しておく・・・ということです。
私もこの発想・着眼を常々思い返しています。
多少の失敗はその後にリカバリーすることができますが、大失敗をするとリカバリー不能になりかねません。
ビジネスでも同じことが言えます。
お金が儲かることはもちろんありがたいことなのですが、それよりも何よりも「損をしない」ということは投資でもビジネスでも重要な大原則の一つです。
場合によっては「損して得取れ」といったこともありますが、原則的には「損をしないこと/損をしない」が忠実に守られてさえいれば、その投資は半分以上成功したも同然・・・だと思います。
投資初心者ほど、いろいろな本や謳い文句に気持ちを高揚させて「自分も大金持ちになるぞ!」とか「大成功するぞ!」と張り切るものですが、大切なのは「損をしないことにある」・・・ということを肝に銘じておくことが必要だと思います。
多少の損は目をつぶって前へ進むことができますが、回復不可能なくらいに損をしてしまうと、そこでジ・エンド!ですから・・・。
初心者ほどに留意しておいてもらいたいことだと思います。
儲けること以上に損をしないことを優先して考える・・・というのは、ちょっとうまくいくとすぐに忘れがちですが、だからこそこれを忘れなければ、いつかどこかで大きく儲けるチャンスにも恵まれると思います。