新札の改刷(2024年7月上旬)と渋沢栄一の言葉

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今年の7月には世の中に「新札」が出回る予定ですが、どういうわけかそれに関する報道がほとんどされていないように思えます。

新札は、一万円、五千円、千円の3券種が改刷される予定です。

新一万円札は、生涯において500もの企業設立などにかかわり、「日本近代社会の創造者」と言われる渋沢栄一が肖像に選ばれています。

新五千円札の肖像に選ばれたのは、生涯を通じて女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子

新千円札は、破傷風を予防・治療する方法を開発した微生物学者で、「近代日本医学の父」と呼ばれている北里柴三郎です。

・・・・・・・・・・・・・

渋沢栄一は言いました。

人の生涯を重くするか、軽くするかは、その晩年にある。

人は晩年が立派でありさえすれば、若いうちに多少の欠点があっても、世間はこれを許してくれる。

若いうちが立派であっても、晩年がよくなければ、その人はつまらない人で終わってしまう……。

と。

晩年の渋沢栄一は社会慈善事業に精力を傾け、ほとんどすべての財産を投げ出したそうです。

69歳のときに59の会社と17の団体役員から身を退き、76歳で完全に実業界から引退したとか。

当時としては長寿のほうだったと思います。

「経営の神様」と呼ばれるピータードラッカー氏が、その著『マネジメント』の中で、「率直に言って私は経営の社会的責任について論じた歴史的人物の中で、かの偉大な明治を築いた偉大な人物の一人である渋沢栄一の右に出るものを知らない。

彼は世界の誰よりも早く経営の本質は責任に他ならないということを見抜いていた」・・・と絶賛しています。

渋沢栄一は、

正しい道徳を完全なものとしながらの経済活動、そしてビジネス活動でなければ国の繁栄は成り立たない。

国の富や繁栄というのは、仁義道徳、正しい道理に根源なければ、決して永く続くものではないのだ。

・・・というのが持論だったようですが、もし、今の世に彼が生きていたなら果たしてどんな采配を取ったのか気になるところです。

いずれにしても、今年は新札が出回ることを改めて認識し、家にある旧札の対処をどうするかを少しずつ考えていくことも大切だと思います。

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