過日の新聞で「人間関係」「健康」「お金」の3つの分野において70歳の人が後悔していることのアンケート結果が記載されていました。
その記事によると、この3つの中で一番後悔していることは「健康」だったそうです。
→ 「腹八分目にして大食い・大酒をしなければ良かった/大酒を飲んでも結局体を痛めただけ/守っていれば生活習慣病の心配がいらなかった」と。
人は歳を追うごとに「健康意識」が高まると言われますが、私自身のことを振り返ってもやはりそのとおりだと思います。
健康は何事にも代えられない、とても重要な項目の代表例だと思います。
よく「身体が資本・・・」と言ったりしますが、これからの長い人生を豊かに生きるためにも健康には気をつけることが必須だと思います。
・・・・・・・・・・・
70歳の人が二番目に後悔をしていることは「人間関係」でした。
→ 「仕事以外の特技を持つ」「夫婦関係の構築」「ボランティア、町内会など地域活動をする」「人付き合いで無理をしない(本当に大切な人と付き合う)」「子どもとのコミュニケーション」・・・などが挙げられていました。
そして、70歳の人が三番目に後悔をしていることが「お金」でした。
さすがに70歳にもなると「お金」のことに関してはそれほど関心が強いわけでもなく、後悔対象としては順位が低くなっているようです。
お金に関してやっておけばよかったこととして、「貯金や年金で暮らせるようにしておく」「退職後の働き方を考えておく、スキルアップをする」「低年齢で掛け金を受け取れる個人年金保険をしておく」「レジャー分をつみたてておく」・・・といったことのようです。
また、逆に、やっておいて良かったこととして「持ち家の確保」「貯金」「病気、ケガに備えて保険に入っておく」「個人年金、年金で暮らせるよう生活を整えておく」・・・ということが挙げられており、言ってみれば後悔したことと反対のことばかりです。
やはり「貯金や年金で暮らせるようにしておく」ということは重要なことだと思います。
どのアンケート結果を見ても、共通していることは「ちょっと考えればわかる当たり前のこと」・・・です。
でも、まあ、人はその「当たり前のこと」をやり続けることがなかなかできず、だからこそ「凡事徹底」が重要視されるのだと思います。
大切なのはこうした事例・アンケート結果から何かを感じ取り、気づき、それを自分の行動に活かしていく姿勢を持つことにあると思います。