スーパーで牛肉を買おうと思ったら良さそうなパックが2つあってどっちを買おうか迷った・・・とします。
そんなときの選択肢として、「どちらか一方を買う」というのだけではなく「その両方を買う」というのを用意できる人は精神的にも経済的にも余裕のある人です。
是非そんな自分になりたいと思うことが人生の幅を拡げる一つのきっかけになると思います。
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人は、得てして2項対立で「どちらか一方から選ぶ/一つを選ぶと別の一つを排除する」という発想をしがちです。
きっと子どものころから学校で勉強してきた問題が「一択のみが正解」だったため・・・でしょうね。
学校の勉強/試験/受験問題などでは確かに「正解は一つ」なのですが、実社会ではそうとは限りません。
「すべて正解」でもあるのが実社会ですし、そうした広い心を持つようになるほうが人生は豊かになります。
ビジネスでも、お金を稼げない経営者は答えのない(できない)ことで長々と迷い、悩み、結局間違った選択をしがちです。
同じことは仕事のできないサラリーマンにも言えます。
ダメサラリーマンは、なんてことなないことで悩み、行動を止め(それも自分だけではなく周り全体の)、いろいろ迷った挙句つまらない選択をして時間のムダを引き起こします。
ビジネスマンだったら時間をかけずに進んでいく局面でダメサラリーマンはムダにストップしてしまうわけです。
稼ぐ人間は得てして行動が早いものです。
一方で、稼げない人は迷ってばかりで判断が遅くなりがちです。
そういうことを踏まえて、心のどこかに「どちらかで迷ったら両方選ぶ/迷ったら全部選ぶ」ということを少しでも楔を打っておくと良いと思います。
そんな自分になれること自体が、もう既に自分の次元を高めていることになると思います。