たいていの物事は「2×2(ツーバイツー)方式」で4つのパターンに分けることができます。
たとえば、企業の「ジンザイ」は
1.能力があって即戦力になる社員 → 人財
2.能力はあるけど即戦力にはならない社員 → 人在
3.能力はないけど即戦力になる社員 → 人材
4.能力もなく即戦力にもならない社員 → 人罪
ちょっとした言葉遊びのように聞こえますが、こうした分類をすることで社員を区分けし、人事評価や異動や新規事業などのときの参考にすることができます。
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世界の国々を見ても「2×2方式」で4つの国々に分類することができます。
法治主義国家/君主主義国家
民主主義国家/独裁主義国家
A. 法治主義で民主主義
B. 法治主義で独裁主義
C. 君主主義で民主主義
D. 君主主義で独裁主義
日本はA「法治主義で民主主義」の国家です。
これは非常にありがたいことで、日本に住んでいる私たちにとっては当たり前のことに思えますが、諸外国からみれば必ずしも当たり前ではなかったりします。
B・C・D・Eの国々に住む人にとってはそれぞれ自国の状態が当たり前に思えているハズです。
「自分の国がこうだから・・・」と他国を同じような目で見ようとしがちですが、それは固定観念に陥ったキケンな見方です。
他国のことは他国の文化があることを前提に見ることが大事です。
日本の法治主義+民主主義だって問題だらけですが、でも、他の国と比較すればマシに思えます。
少なくとも、日本では現存内閣をちょっと悪く言っても、それですぐに逮捕されたり暗殺されることはありません。
私はそんな物騒な国には住みたくないです。
まあ、何事も「他との比較」をすることは良し悪しがあるもので、上を見ればキリがないし、下を見ても実質意味がありません。
大事なのは「現状を受け入れ」、「その環境下で適応して」、「幸せに生きていく」ことだと思います。