ユダヤの格言に「人は転ぶとまず石のせいにする。石がなければ坂のせいにする。坂がなければ靴のせいにする」・・・というのがあります。
どこの国の人もそういう傾向は少なからず持っているもので、自分以外のモノに原因をおいて潔く自分の非を認めようとしないのは、人類共通の悲しい性(さが)かもしれないですね。
自分と無関係のところで起きた事象は、確かに自分に過ちや非はありませんが、多少なりとも自分と関係のあるところで起きた事象なら、少なからずその原因の一端は自分にもあると考える姿勢が大事です。
100%すべて自分に原因があるという極端さは不要ですが、100%自分に責任がないというのも行き過ぎ・・・だということです。
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投資でも投機でも、結果に対して必ず原因があります。
その原因の一部は必ず自分に起因しています。
自己責任の原則を忘れないことは大切です。
他者に責任転嫁すると、ツキがどんどんなくなっていくと思います。
目先的には自己責任で辛く感じるかもしれません が、長い目で見ればツキを見放してしまうよりもずっと得策 です。
生きていること自体が自己責任の塊であり、それを放棄してはいけないですね。