今のご時世は雨雲レーダーとかで「雨や雪の降る時間がせまっている」ことがわかります。
日本の各地で雨が降っても人々が恐れをなさず不安にならないのは「雨降りに慣れているから」です。
雪国などでは「雪が降ることに慣れている」から、雪が降りそうだからと言ってサラリーマンが帰宅の不安を覚えることはありませんが、東京など普段あまり雪が降らない地域では「積雪注意(雪が降り積もる)」の情報が流れると、途端に帰宅不安が心をよぎります。
東京ではそんな日は1年を通しても数日しかありませんが、その数日で大けがや事故に遭うリスクが急激に高まるわけですから、上司としては部下を「さっさと退社」させてあげるべきです。
万が一のことが起きてしまったら、会社にとってもかえって損失です。
ところが、一部の昭和的なアホ上司は、「こんな日(雪が降って積もりそうな日)に営業先を回るから喜ばれるんだ!」・・・などと世間常識からズレた発言をします(しかも、部下に指示命令をした後、自分だけはサッサと帰宅したりします)。
ちょっと考えれば、先方さんもサッサと退社しているかもしれないし、余計な来客に足止めを食らって帰れなくなるよりも早々に退社したいハズ・・・と気づけます。
つまり、良かれと思ってやったことが逆に先方にとってもかえって迷惑なことになるわけです。
でも、そこまでの一連の流れが読めない/因果関係を理解できないからアホな上司なのだと思います。
昭和上司の「ああカン違い」はハタ迷惑です。
部下がやる気を失います。
そんなアホ上司は閑職に追いやられてそっとしているほうがベターです。
経営者は、そんなことにも十分配慮して組織の重職に就ける人材を選出する意識が必要だと思います。