「自分に理解できないビジネスには投資しない」「リスクとは自分が何をやっているかよくわからないときに起きる」
by ウォーレンバフェット
自分が何に投資しているのか、そもそも投資をする目的は何のためなのか?・・・といったことを自問自答することは大切です。
投資の神様と称されるバフェットは、「自身でよくわかっていないと大きく失敗したり損をする可能性があるよ~」と忠告してくれているわけです。
逆にいえば、バフェット自身は自分が投資している行動の中身をしっかり理解したうえで投資活動を続けてきたからこそ、大きな失敗にも見舞われず、毎年世界総資産ランキングに載るほどの大富豪になったと言えそうです。
投資にもいろいろな手法があります。
何となく始める・・・何となく続ける・・・のではなく、投資について学ぶ機会を都度つくり、継続して知識や経験を深めていく姿勢が欲しいところです。
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サラリーマンは日々の仕事に励み給料を増やすことには興味がありますが、投資活動にはあまり興味を持たないかもしれません。
それは端(はな)から「投資には多額の資金が必要で、自分にはそれがないから無縁のことだ」といった一種の錯覚をもっていることも原因の一つです。
税引き後の手取り額から生活費を差っ引いた残りを地道に貯金していっても、残念ながら「お金持ち」「経済的自由人」にはなれません。
投資についていろいろ学び、どこかで「貯金」の域から脱出する意識と勇気を持つほうがベターです。
「投資」とは単にお金を何かの案件に投じる/使うことではありません。
背景にあるのは、一人ひとりが持つ限られた時間、労力、お金を自分が信じる適切加減で配分して、将来により多くの経済的・行動的・時間的リターンを得ようとする行為です。
「自己投資」と呼ばれる投資手法があります。
その「自己投資」は子ども時代からスタートしています。
小学校、中学校、高校、大学、部活、スポーツ、習い事、学習塾、趣味・・・などで両親がお金を出し、自分の子どもが時間を使って何かを吸収し自分のモノにすることで、子どもの価値を高める投資活動をしてきたとも言えます。
子ども時代/学生時代に両親がお金を出し渋ったり、本人が怠け放題だったり、社会人になってからも本人がお金と時間をかけて「自己投資」を怠ったりしていると、人としての価値/社会人としての価値/ビジネスに携わる者としての価値が低いまま・・・になります。
価値が低ければ年収が低いのも当然、蓄えが少ないのも当然、自由幅が小さいにも当然・・・となります。
その逆を掴み取れば、結果も当然逆の結果となります。
投資にはリスクもありますが、多くの場合、リターンを期待できるものです。
投資に関してもっと前向きな姿勢を持つと良いと思います。