「従業員持ち株会」の良いところ

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

上場会社の多くは「従業員持ち株会制度」を設けていると思います。

 

そして、多くの人はあまり何も深く考えずにそれに参加していると思います。

 

「持ち株会」ではたいていの場合、社員が毎月天引きで拠出している金額に応じて会社側からの報奨金がついているもので、その金額は「拠出金の3%~5%」くらいが多いと思います(私は現役時代、当初3%だった金額を5%に引き上げ、やがて10%にまで引き上げました)。

 

これだけでもメリットと言えるのですが、いかんせん株価というのは変動があるものなので、買付当初の利率で数%あっても肝心の株価自体が下落する恐れを勘案すると必ずしも「絶対的なメリット」とはなりません。

 

だからこそ、持ち株会では毎月定額を積み立てて(拠出して)決まった日に買付を行なっていくものであり(=ドル・コスト平均法)、それによって長い目で見れば株式の取得価格が抑えられていく・・・というメリットにつながります。

 

株価が上がっても下がっても関係なく、ある一定の日付で毎月毎月自社株を買い続ける・・・それが従業員持ち株会の大きな仕組みです。

この方法は長期目線でパフォーマンスが高い!というメリットがありますが、それだけではなく、社員の心が安定して幸福感を感じられる・・・というメリットもあるように思えます。

・・・・・・・・・・・

人間が幸福を感じる要因は4つあると言われています。

その4つとは、

1.成長を実感できるとき

2.他者とのつながりを感じられるとき

3.自分の人生をコントロールできていると感じられるとき

4.何か大きな目的に貢献していると感じられるとき

・・・だそうです。

そして、この上記4つをすべて含んだ行動の一つが「従業員持ち株会制度」にもあるような気がします。

 

まず、「1.成長を実感できるとき」ですが、持ち株会では当然に自分が保有する株数は増えていきます。

 

連れてその資産価値も増えていきます。

 

資産価値が増えていくと自分の経済力も上がりますが、自分自身に対する自信も上がります。

 

自信が高まると、成長したという実感も湧くハズです。

「2.他者とのつながりを感じられるとき」ですが、自社株を買う/手にするという行為は「株主になる」ということであり、他の株主とのつながりを感じられることになります。

 

「3.自分の人生をコントロールできている感じられるとき」ですが、自分の意思で自分の給料の一部を毎月積み立てている(拠出している)のですから、自分でコントロールしていることになります。

 

意図的に資産を増やしている、という事実は後々にとても強力なコントロール感につながると思います。

 

「4.何か大きな目的に貢献していると感じられる」というのには2つあります。

 

一つは「自社の成長発展、敵対的株主から自社を守る/自社ビジネスモデルを守る」といったことです。

 

もう一つは「自分の家計を守る/家計の経済的発展に貢献している」ということです。

 

多少、こじつけ的な要素もあるかもしれませんが、従業員持ち株会に参加し、毎月自社株を購入して自分の財産形成を行なうということには、外面的メリットの他にこうした内面的メリット(=幸福感を得られる)が隠されていると思います。

財産が増えるだけでなく、ハッピーにもなれるのが「従業員持ち株会の良いところ」だと思います。

 

従業員持ち株会制度は主に上場企業に限られると思いますが、そうした恵まれた環境下にある人は「参加する/上限枠まで加入する」という選択肢を選ぶのも一つの重要行為だと理解すると良いと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-8-9

    給与明細書をしっかり見たことがありますか?

    サラリーマンの給料は今では「銀行振り込み」が一般的で、本人は給料日に「給与明細書」を上司から受け取る…
  2. 2017-10-2

    就労収入から権利収入へ

    収入には大きく分けて2通りあります。 1つは自分の身体を労働させてお金を得るという「就労収入」…
  3. 2015-8-17

    サラリーマン必読!「賃貸派」と「購入派」どっちがお得?

    若い頃でバリバリ働いているときは、借家住まいでも良いと思うのですが、サラリーマンが定年となりいわゆる…
  4. 2018-11-11

    「安心できる借金」と「不安な借金」の違いとは?

    借金をすることで、人は長い時間を一気に駆け上って自分の欲求を満たすことが可能になります。 ただ…
  5. 2018-2-1

    己を奮い立たせる言葉を持とう!

    サラリーマンの多くは、歳を重ねるにつれて会社内で地位が上がり、経済的にもゆとりができて、若い頃を振り…
  6. 2021-5-12

    我慢せず「移動すること」を選択する意思

    地震被害・台風被害・水害・風雪被害のニュースをテレビで見聞きすると、被害に遭わた人たちの苦労が忍ばれ…
  7. 2018-9-12

    飲食店などでの「スタンプカード導入」のコツ

    私がよく行く映画館のビルにラーメン屋さんが入っているのですが、そのお店はスタンプカードを導入していて…
  8. 2017-10-18

    【重要】「収益還元法」による不動産投資の考え方

    不動産投資を行なう人は、当然のことながら自分が投じる資金を元にして「収入を得たい」と思っています。 …
  9. 2018-11-3

    サントリー2代目社長佐治敬三の戦略に学ぶ

    サントリーの創業社長「鳥井信次郎」の実の息子である敬三氏は母方の姓を継いで「佐治敬三」と名乗っていま…
  10. 2017-11-28

    副業禁止→副業解禁ですが・・・・・・

    最近のニュースの一つに、複数の大手企業で「副業を解禁した」というのがあります。 IT関連企業を…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る