会社を経営している人の頭の中には、絶えずこのままでいだろうか?
もっと、良い経営手法がるのではないか?
今にも増して大きく稼ぎを得たい!
安定した状態が長く続いてほしい・・・
といった思いがうごめいているものです。
経営者にとっては、仮に今のビジネスがどんなにうまくいっていても不安が尽きないもので、「さらに拡大したいという思い」と「少なくとも縮小しなければいい」という思いが交錯しています。
今後も社員に給料を払い続けることができるだろうか?・・・突然、不測の事態が起きたらどうしようか?・・・と、それこそ寝ても覚めてもいつだって仕事のことが頭を離れることはありません。
それが経営者!・・・というものだと思います。
そうした不安の原因になる要素はいくつもありますが、ことビジネスに限って考えるなら、やはり一番の大きな原因は「経営を支える事業の柱が1つしかないこと」に集約されます。
1つしかない柱だと、たとえ今のビジネスがうまくいっているとしても、それは薄氷を踏むようなものでちょっと危険です。
その1つのビジネスが何らかの理由で突然に続けていけなくなたら、明日から会社の売上が完全にストップしてしまします。
一つのビジネスがうまくいっているうちに、次の新しいビジネスを育てておく必要があります。
新しいビジネスでなくても、今のうまくいっているビジネスを横展開して広げる方向でも良いと思います。
ビジネスにおいても、人として生きていくうえでも「1(一つしかない)」という数字は結構キケンです。
一つだけでは心配なので、物事は選択肢を増やすこと、複数を持つことが大事だと思います。