お金を稼げない人は、長期視点に立って物事を見る・・・ということが苦手です。
だから、「すぐにお金が欲しい!」と短期視点にばっかり立って見ます。
目先の小さなことに気を取られて、自分の行動を「一話完結型」にもっていきがちです。
お金持ちになる人は長期視点に立っ見ることができるので「将来に向けて何か」に自分の時間やお金などの資源を充てることができます。
そして、そのことを別に苦痛とは思っていません。
長期視点なので、自分の行動が一話完結型ではなく一つ一つが目的へ向かうための「続き話型」になっています。
そうした人たちが考えているのは「軌道に乗せる」という仕組み作りにあります。
「軌道に乗せることができれば勝ち」だと理解しているので、目先のことにこだわってくよくよしたりはしません。
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中学生・高校生の頃、本屋へ行って参考書や問題集を買ったり、学習塾に入るために入会金を払ったり申し込み手続きをしたりした人は多いと思います。
言えるのは、「その行動をした時点で一番多くのお金を支払っていたけど、それはあくまでも先行投資に過ぎなかった・・・」ということです。
そこで労力をかけたからと言って、得たい結果(←この例でいえば成績アップや受験での合格)をすぐに得られたわけではない!ということです。
得たい結果を得るには、その後の継続した勉強姿勢が必要で、成績アップ/合格に向けた「軌道に乗せる」ことが大事だったわけです。
得たい結果を得るには、必要なプロセスを経ることが求められます。
大事なことなので、もう一度書くと「結果を欲しければプロセスを大事にするべし」ということです。
慌ててすぐに結果を求めるのではなく、どっしり構えて必要なことを順番にキチンとこなしていく・・・という姿勢が「軌道に乗せる」ことにつながり、ひいては得たい結果を得られるようになると思います。