2024年も残すところあと5日となり、そろそろ仕事納めとなる人も多く、また今年一年を振り返る人も多くなる頃だと思います。
今年を振り返って、良かったところを確認し、反省できるところは反省して、来る2025年に活かすことは大切です。
そんな振り返りをする際にチェックすべき大項目としてこんな2つもあります。
1.今年はどんな成長をしたか?
2.今年はどんな想い出をつくれたか?
「1」は特に若年層の人たちに重要で、「2」は中高年層の人たちに重要です。
人生について突き詰めて考えていくと、重要なことはだいたいこの2つに収斂されていきます。
昨年の12月末と比べて知識や能力や経験値をアップできただろうか?
今年1年間を通して一生忘れることがないようなすばらしい想い出をつくることができただろうか?
即座に回答できる人は立派ですし、少し考えれば答えを出せる人も優秀だと思います。
たいていの人はなかなかこの両方に明確な答えを導き出せずにいます。
そして、そんな一年を来年も繰り返し、翌年も繰り返し・・・となり、結局、70歳を過ぎて「自分の人生はいったい何だったのか?」と落ち込んだりします。
そうはなりたくないですし、早い段階で軌道修正し、自分の人生に有意義な何かを見出したいものです。
もし今年は何も回答できる要素見当たらないとしたなら、来年は成長と想い出を意識して過ごしてみると良いと思います。
サラリーマンは、日々の仕事に追われて単に自宅と会社の往復で一日が何となく過ぎ、それの繰り返しで一年を終えてしまう人がいますが、そうはならないように気をつけると良いと思います。
また、どんなにお金を稼いでも、貯めても、投資でうまくいっても、そのお金を使って「成長と想い出」まで到達しないと意味がありません。
お金はあくまでも「何かを成し遂げるための道具であり手段」と考えるのが得策です。
通帳の数字が増えたとき、一時的には嬉しいですが、そのまま年老いていくとどこかで後悔します。
自分を磨いて能力アップをして、また、その能力を使って良き想い出をつくる経験をたくさんする人生のほうがハッピーだと思います。