
人は少しづつ歳をとって老いていきますが、サラリーマンとして働ける(=会社に所属できる)のもせいぜい60代までです。
一般的には20代で社会に出て就職し、60代の定年退職の日を迎えるまで、約43年あります。
会社に再雇用してもらって、さらに延長して働く人も増えてきましたが、そうやって40年以上も身を粉にして働いて、最終的に残るモノ/得られるモノは何なのか?
お金? 人脈? スキル?・・・どれも当たりですが、どれも希薄なような気がします。
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老後は公的年金だけでは悠々自適な生活を送るのは難しい・・・とは今般よく言われることで多くの人も何となく気がついていることです。
でも、多くの人はだからといって行動を起こすこともなく、結局は昨日と同じ一日を今日も繰り返しながら一年を生きていきます。
その一年も積み重ねれば5年・・・10年・・・20年・・・となり、やがて自身の年齢も気づけば50代・・・60代です。
人は何か新しいことを始めようとしても、そこで「失敗したらどうしよう!」という漠然とした恐怖心に負け、「何もしない」という選択肢を選んでしまいがちです。
その恐怖心が自身の行動を先送りにする理由へと変わり、そして気づけば人生も後半の50代以降となり、70代にもなると取り返しのつかない時間を浪費してしまったな・・・という後悔だけが残るようになります。
このようなシナリオを辿る人は少なくないと思います。
40代は収入面でも比較的高収入を得られる時期ですが、「収入は安定しているけど、資産形成が進まない」・・・といったサラリーマンも多いと思います。
「もっと調べてから」・・・と思っているうちにさらに何年も経過してしまいます。
逆に、成功者/人生を自らの手で切り拓いていった人/自分で自分の人生を掴み取った人・・・というのは総じてこう言います。
「私はあの時、一歩踏み出しただけです」と。
その言葉は人生を変えられなかった人の胸に深く刺さるかもしれません。
結局、人生を変えられるかどうかは、「知識の多さ」ではなく「行動するかどうか」です。
その行動の最初の一歩こそが自分の未来を決定づけます。
何よりも「最初の一歩を踏み出す」ことが重要です。
たとえ小さな一歩でも、動き出せば流れは変わります。
その一歩が、将来の人生を大きく左右するきっかけになると思います。
良い意味で「気がつけば50代・・・60代」と振り返れるようにしたいものですね。
























