
お金に不自由な人のことを「貧乏」と言ったりしますが、この「貧乏」という言葉はネガティブな言葉だけに私はあまり好きではありません。
でも、仮に自分が貧乏な生活パターンを繰り返しているなら、まずは「自分は貧乏」という事実を真摯に受け止め、そのうえでそこから這い上がる努力をする姿勢が大切だと思います。
まずは「身の程を知る/謙虚になる」ということですが、これはどんな場合でも大事なことです。
これができない人/謙虚になれない人/いつも傲慢な態度で振る舞う人・・・というのはうまくありません。
そういう人は周囲からも煙たがられます。
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貧乏(=現実)を認め、そこからの脱却を狙うなら、まずは「圧倒的に固定費の少ない生活を送る」と念頭に置くべきです。
固定費が高い生活を送り続ける限り、貧乏からの脱却は難しいです。
また、固定費が多いということは、トラブルが起きたときのリスクも大きいと言えます。
ここで言うトラブルとは、たとえば「もしも収入が下がったら?」とか「突発的な支出が発生したら?」といった類です。
ただでさえ貧乏なので、こうしたトラブルが起きると対応はかなり難しくなります。
一般的なサラリーマン家庭の固定費の代表例は「住居費(家賃もしくは住宅ローンの返済金)」であり、加えて水道光熱費や通信料だと思います。
家計の収入にもよりますが、概ね住居費は「手取り額の25%以下」というのを一つの目安にすると良いと言われています。
仮に、月に40万円の手取り収入がある人なら25%=10万円なので家賃10万円の部屋に住んでも可ですが、手取り収入が20万円の人が家賃10万円の部屋に住むのはかなり厳しい話です。
→ でも、ここで別の観点から言うなら、家賃に10万円を支払うならローンを組んで不動産を購入して、それを賃貸に出し自分は家賃収入を得て、10万円はそのローンの返済の一部に充てる・・・というのも手です。
総額2000万円のローンで、金利2%30年返済だとしても毎月の返済額は8万円以下だと思います(多分)。
10万円を家賃で捨てるぐらいなら、中古の不動産物件を買って自分の持ち物にしたほうが何となく幸せ感が募ると思います。
ただし、自分はその分少ない住居費用で別の処に住むことを考えなければいけませんから、そうした全体解を考えることも大切です。
何が正解でなにが不正解かは一概に言えませんが、自分なりの最適解を出してそれを適切に実践していくことは後々の自分の人生をより幸せにしてくれると思います。
























